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平家落人伝説の里、湯西川温泉へ行ってきた〜その1

 寒くなってきましたね。先日栃木県の湯西川温泉へ行ってきました。実はここへくることを計画して2回延期。3度目の正直でようやく実現。紅葉は終わってしまいましたが、まあ仕方ありません。先週は雪だったし、目的は足湯と平家の里ですので。

湯西川集落.jpg
湯西川温泉といえばここからの眺めが有名。


◆アクセス簡単、日光・鬼怒川温泉

 さて、初めての方にもご案内も兼ねて紹介したいと思いますが、関東近辺にお住まいの方なら遠足や修学旅行などでも一度はこられた方も多いと思います日光東照宮。ちょっと先に足を伸ばせば鬼怒川温泉。東京から約2時間で来れますので、金曜日の夜に仕事帰りに温泉に入りに来られる方も多いのです。

image_spacia_01.jpg
夕方6時の浅草発に乗っても8時には着いて温泉に入れちゃいます。
スペーシア全席指定席で平日なんと2,890円♪


 バブル時代は団体さん相手のマスで集客していたので、それがかえって経営努力が落ちていたようで経営危機があって軒並み大変だったようです。最近はカップルさん向けの個室温泉とか、貸し切り風呂とかプライベートを重視した対応や、少人数相手の細かいニーズ対応が見られ、かなりの企業努力が見られます。評判も上々のようですので、また観光客が増えるといいですね。

◆関東最後の秘境と言われる日光市栗山郷(湯西川、川俣、奥鬼怒)

 さて、私の地元の温泉マニアさんいわく「鬼怒川温泉なんかは超初心者向けだな。川治温泉でも初心者だ。中級で
川俣温泉あたり。上級で湯西川温泉の露天。真の温泉マニアなら冬の奥鬼怒温泉狙いだ」と豪語しています(笑)。位置的にはこんな感じ(クリックで拡大)。

温泉マップ_02.jpg


 私も川俣温泉までしか行ったことがないので、奥鬼怒には行ってみたいですな。でもここへは一般車両では通行できないのです。行けるのは手前の
女夫渕温泉ホテルの跡地まで(地震による影響で廃業)。なのでグーグルのストリートビューでも見ることができません。

 ここ奥鬼怒温泉郷内の各宿に電気、電話が引かれたのが1986年(!!)になってからで、それまでは各宿ともランプや自家発電の宿だったそうです。林道が1988年に開通するまでは交通アクセスも徒歩に限られ、容易に訪れることのできない秘湯だったのです。関東最後の秘境と言われる所以ですな。

 ですので、ここから先は
「加仁湯」と「八丁の湯」からの送迎バスまたはタクシー、もしくは徒歩で1時間10分(笑)。うーん確かに温泉マニア向けですね。これは確かに難易度高い!(;^ω^) 。

奥鬼怒温泉郷.jpg
グーグルでも距離が算出できません!


 この湯西川、川俣、奥鬼怒などを称して日光市栗山郷(元々は栗山村)と言われています。
面積的には横浜市並みの広さがあるのですが、その94%が森林で人口は、なんと1400人程度。横浜市が人口370万人なので、どんだけ人がいないんだという感じですよね。

 私、栃木に出たり住んだりしてトータルで20年近くになりますが、個人的にお気に入り地域ベスト3に入るのが
この栗山地域なのです。見どころも多くてかなりオススメの場所でもあります。

◆鬼怒川温泉から湯西川へ

鬼怒川温泉駅_01.jpg
さて、まずは、お友達を「鬼怒川温泉駅」でお出迎え。
東武鬼怒川温泉駅.jpg
これに乗って東京まで行きたいですね〜。


 個人的には鬼怒川温泉だってなかなか良いのですが、どんどん山を上っていくことにしましょう。川治温泉はちょっと寂れた感じが残ってます。潰れた旅館もちらほら。

川治温泉.jpg
川治温泉もなかなかいいものです。


 野岩鉄道の会津鬼怒川線の龍王峡駅も過ぎて、道の駅「ゆにしがわ」へ。

100620_160311.jpg
↑龍王峡駅
Cap 216.jpg

 ここは、会津から帰って来る時には必ず立ち寄る道の駅です。鬼怒川温泉駅から約30分。足湯と天然温泉施設などがあります。 

 さて、ここが湯西川だと勘違いする方も多いのですが、湯西川温泉はここから更に13キロほど奥。トンネルが開通して早く行けるようになりましたが昔は狭い峠道で大変だったようで。

「道の駅ゆにしがわ」 (写真撮り忘れたんでGoogle Mapsから拝借)
IMG_4935.jpg
水陸両用バスがお目見え。

湯西川温泉駅.jpg
すぐお隣が野岩鉄道の「湯西川温泉駅」
IMG_4932.jpg
この鉄橋を電車が通ります

Cap 217.jpg
幾つものトンネルを抜けて湯西川温泉へ(これもGoogle Mapsから拝借)


◆いよいよ湯西川温泉街へ

 新しくできた、道の駅のような「湯西川 水の郷」で小休憩。ここは足湯あり、源泉かけ流し温泉あり、食事あり、土産あり、観光施設ありでかなり遊べます。道の駅ではないのが不思議なくらいかなり充実した施設です。

IMG_4938.jpg


 でも、十年くらい前に来た時に比べ、随分と道も通りやすくなって観光施設も充実してきてちょっと寂しい感じですね。以前はもっと秘境っぽい雰囲気があって好きだったんですけどね。

IMG_4937.jpg
実物大の熊さんもお出迎え(;^ω^)


 さて、ここを過ぎるともう、湯西川温泉街です。とはいってもメインストリートは一本だけ。2キロもないんじゃないかな。小さい小さい温泉街です。鬼怒川温泉街にあるような怪しい裏通りもありませんし、迷子になる心配もありません(笑)

民俗資料館.jpg
平家落人民俗資料館からメインストリートです。
左手に無料の駐車場がすぐに現れてきますのでそこに駐車。

街の様子はこんな感じ(クリックで拡大)
平家の里.jpg

 このうち、資料館としてあるのが
平家落人民俗資料館(入館料500円)
平家の里(入館料510円)
平家狩人村(入館料500円)
の3つかな。それに加えて、先程の
湯西川 水の郷にも展示コーナーがあります。

平家の庄.jpg
「平家の庄」楽天トラベル 売れ筋旅館 全国第6位!
楽天トラベル 北関東 売れ筋ホテル・旅館 第1位!
元ミス花笠&元JTB社員が平家の庄の若女将になってます(^^)


IMG_4940.jpg
となりのブルーシートが気になるんですけどね(;^ω^)
IMG_4941.jpg
昼はこんな感じですが、夜は情緒があります。

平家.jpg
それにしても、なぜ仏法護持の阿吽像がここに・・・・。

 ここの「平家の庄」は、1718年(享保3年)創業で300年。桓武平氏良文流の大類氏38代目(旧栗山村村長の家系)。
本家伴久」のお宿は、平家直孫25代目を継承するお宿だそうです。こちらは創業350年。

 伴久の「伴」の字は追手の追求を逃れるため名を変える際、”平家の人”という意味を込めて「伴」の文字にしたとか。ここの伴氏は全国平家会の会長も努めたこともあるとのこと。
 
 大類氏も平家、伴氏も平家。うーん、どっちが力関係で上なのかなと下衆の勘繰りをしてしまいます(;^ω^) 。

 それにしても、まあ、至る所に「平家」の文字が・・・。もう、なんというか凄いですね。伝承の平家の落人伝説が独り立ちして、もう、堂々と公式認定されている感じです。歴史はこうして作られていくのかという・・・。まあ、テーマパークとして捉えたたら面白いと思います。平安時代にタイムスリップしたような感じで。歴女にはたまらないかも。
 

 さて、この平家落人伝説は調べていくと面白そうなので後に記述することにして、まずは温泉です(笑)。
ここには有名な混浴風呂が2つあります。

 本家伴久と、はたご松屋、金井旅館
の間の路地を下りていくと現れてくるのが、公衆浴場の「薬師の湯」。橋を超えた先にあるのが露天風呂の「薬研の湯」です。

◆薬師の湯と薬研の湯

薬研の湯_03.jpg

薬師の湯
IMG_5006.jpg
内風呂が一つだけですが、管理されていて綺麗です。
IMG_5007.jpg
窓を開けると橋の上から丸見えです(笑) 寄付金200円。
橋の上からでも、旅館の風呂場がよく見えます(^^)

IMG_5005.jpg
紅葉が終わったけど良いですね。
左側が平家の集落と言われている所。
あー、藁葺き屋根の家、なくなっちゃいましたね。
IMG_5004.jpg
この風景で脱ぐのは男性といえども恥ずかしいので足湯で(;^ω^)
薬研の湯_02.jpg
良いですね〜 足湯でもかなりポカポカ。
IMG_1535.jpg
上は2年前の9月の写真です。
IMG_1534.jpg
正面に見えるのがさっきの「薬師の湯」

 さて、十分温まった所で、この上の慈光寺にも。あ、隣のお蕎麦屋さん「平家そば志おや」は蕎麦が絶品だそうです。でも時間は11時〜15時までで閉店してました。

寺院.jpg

 慈光寺はこの集落の唯一のお寺です。古くからこの地に落ち延びた平家一門の菩提寺として語り継がれています。
 ここは栃木県では珍しい浄土宗なので、平家伝説の信憑性を裏付けているような感じですな。他所から流れ着いた者たちの信仰ということで。
 
墓地を回ってみたら大類家や伴久家のお墓が多かったですね。ご住職は不在の寺です。
 開基・開山は定かではないそうですが、この場所に移転したのは1600年頃。今市に如来寺という室町時代からの立派なお寺があるのですが、1691年にこの如来寺の新末寺になったとのことです(湯西川マニアックスより)

寺から見渡せる平家集落
IMG_1429.jpg
(撮影は2年前の9月頃)

 さて、気分もリフレッシュできたので、その平家の落人伝説や資料が残る「平家の里」「平家狩人村」へ訪れてみます。
 平安京都の香り漂う平家の落人伝説の理想と現実を見せつけられた、かなり衝撃的な旅になるのでした(笑)  →続くです。

この冬、お泊りにはオススメかも。
→「平家の庄」の公式サイト
→「本家伴久」の公式サイト
→「平の高房」の公式サイト

 平家の子孫が経営しているというお宿は上の3つです。「平家の庄」は大類氏、「本家伴久」は伴氏が経営。「平の高房」は、平一族の末裔だそうです。大類氏はこの他にも「平家本陣」とか、日光の方にも温泉施設を経営している大きなグループ。伴氏の方は、「
全国平家会」の会長を努めたりしています。 
 湯西川温泉はイベントが盛んです(^^)

→とちぎ旅ネット(湯西川温泉 かまくら祭)
 

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コメント 15

johncomeback

日光東照宮を拝観して鬼怒川温泉に泊まった事が
ありますが、湯西川温泉には行った事がありません。
来春にでも行ってみようかな(^-^)
by johncomeback (2016-12-04 14:48) 

caveruna

ドラマとか映画で出てきそうな
場所ですね〜
冬の湯西川温泉、憧れです^ ^
by caveruna (2016-12-04 14:49) 

ワンモア

★ johncomeback さま
 もし、チャンスがあれば冬の湯西川温泉もオススメです。スタットレスタイヤなら行けると思います(^^)

★caverunaさま 
 次回の記事では理想と現実の差をご紹介します(笑)
by ワンモア (2016-12-04 15:24) 

KINYAN0829

こんばんは
スペーシア全席指定席で平日2,890円魅力を感じますね。
日光方面は、小学生の修学旅行以来行っていませんので、すぐには無理ですが行ってみたいです(^^♪
by KINYAN0829 (2016-12-04 17:54) 

タイド☆マン

中学1年でしたか
山梨の増冨 ラジウム温泉に入りましたが
体がピリピリ痺れたのを想い出しました ☆
>ナイキ
出し惜しみはしない方なのです
by タイド☆マン (2016-12-04 18:38) 

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

昔、川俣温泉に行きました。
でも温泉には入らなかった。。
何故なら、川俣湖で早朝から釣りでした。(^0^)
徹夜したので、次の日車の運転が眠かった。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2016-12-04 18:51) 

yamatonosuke

鉄橋と温泉が風情あっていいですね。行ってみたくなりました^_^
by yamatonosuke (2016-12-05 01:03) 

ちょいのり

ええええ!?女夫渕温泉ホテル廃業されてたのですか・・・
奥鬼怒は行きました(元々温泉マニアですので)
薬師の湯なつかしい(*´д`*)
確か・・・壁に穴が開いてるんですよw内緒だけどw
ボクは源為朝の家来三十六人衆の子孫だと思うので
ビクビクしながら行きましたよ(ほんとかどーだかw)
by ちょいのり (2016-12-05 01:36) 

hana2016

ワンモアさんは、湯西川にもとてもお詳しくて…驚きました^^
川俣は一柳閣の露天風呂に、奥鬼怒の「加仁湯」と「八丁の湯」も、むかーしとある雑誌の企画のお蔭で日帰りでも入る事が出来たのです。

湯西川の薬師の湯は、地元民以外だとつい遠慮してしまうものながら・・・風情がありますよね。。
平家の集落の中の一軒、お豆腐屋さんと私も以前親しくしていたものだから・・・。
茅葺屋根の古民家を維持していく苦労は聞いたことがあります。
雪の重みでゆがんだ建具も、ひとつずつ専門の業者さんに依頼。見かけよりずっとお金がかかっているのだそう。。
これからあの辺りも、長い冬の時期に入ります。そこで生活をし続けるのって、想像以上の辛苦があるものでしょうね。
by hana2016 (2016-12-05 20:20) 

tsumi

私、関東圏に住んでいながらこんな近場に素敵な場所があるなんて知りませんでした!奥鬼怒…とても新鮮で興味深いエリアです!いつか行ってみたいですね~温泉とおいしいごはん食べたいです;;
by tsumi (2016-12-05 21:42) 

ワンモア

★KINYAN0829さま
 是非、お越しください〜。良いところですよ(^^)

★タイド☆マンさま
 湯西川温泉はラジウムではなくて、身体もピリピリしなくて、入りやすく気持ち良いですよ。すべすべになります。

★なんだかなぁ〜!! 横 濱男さま
 川俣もいい所ですよね。釣り客さんも多いですよね。民宿も人気のようで(^^)

★yamatonosukeさま
 是非、お越しください〜。レンタカーを借りるとなお、便利かな。

★ちょいのりさま
 女夫渕温泉ホテル、そうなんです2013年の地震がきっかけで閉館に・・・。私、ここでUターンして戻っていました。
 薬師の湯、覗けるんですね(笑)。
>源為朝の家来三十六人衆の子孫
なにそれ、興味ある〜(*´ω`*)源為朝、好きです!

★hana2016 さま
いつも訪れた後、色々と調べるのが好きなので、湯西川、ちょっと詳しくなりました(笑)。
 会津豆腐店ですか!私、いつもここに入りたいなぁと思いつつ、閉店時間だったので気になっているんです。会津の方なのかなぁって。
 ここで、コタツに入りながら湯豆腐、良いですよね(^^)
 
★tsumiさま
 たまには、自分へのご褒美もかねていかがですか(^^)
 手前の鬼怒川温泉でも、ゆっくとくつろげますよ♪

by ワンモア (2016-12-06 09:47) 

kohtyan

一度行ったことがあります。
平家の落人がテーマですね。
橋の下の温泉は、丸見えですね。
by kohtyan (2016-12-06 14:31) 

ワンモア

★kohtyanさま
 はい、平家の落人伝説一色の場所でした(;^ω^)
by ワンモア (2016-12-10 20:52) 

下町の忠犬 吾号

加仁湯、八丁湯、懐かしい!昔、何度も足を運びました。冬はさすがにむりでしたけど。
by 下町の忠犬 吾号 (2016-12-14 12:57) 

ワンモア

★下町の忠犬 吾号 さま
 こんにちは、おっ、温泉マニアさんですね(^^)。私の知人も若い頃に行ったそうで。意外と地元の人は行っていないみたいです。
 
by ワンモア (2016-12-15 11:15) 

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