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【模型情報も】「いずも」搭載機について【DDH艦】

SH-60.jpg
 当ブログらしく、「いずも」などのヘリコプター搭載護衛艦の搭載機について調べてみました。空母もそうですが、何を載せるかが大事ですので、私にとっては主役はやっぱり航空機なのです^^
 
◆日本の哨戒の要、SH-60J

SH-60J_landing_March_2007 copy.jpg

 日本では1991年から運用開始されて25年近く経っています哨戒機シコルスキーSH-60J。元々はSH-60Bというシコルスキー社の多目的ヘリで日本向けに三菱が主導で開発しました。
 1機あたりは約50億で103機生産されています。意外とお金かかっています。

 主な任務は対潜水艦戦と水平線外索敵。  副次任務としては、捜索救難、人員物資輸送、空中消火、通信中継、不審船対処 、特別警備隊の強襲降下など多様に渡ります。
 海上自衛隊での保有数は43機なのですが、いかんせん老朽化が進んでおり、代替機のSH-60Kの調達が進んでおります。けど予算がないため機体寿命の延伸措置も行われています。財政は年々厳しくなっており、現場の安全確保のためにもなんとかならないものかなと思いますが。

 

◆能力向上型 SH-60K

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 このSH-60Jの後継機としてSH-60Kが開発されています。こちらは2005年から運用が開始されて、生産機数は42機で増備中です。
 元々対潜哨戒用として開発されたSH-60なのですが、SH-60Jでは多くの電子機器やら搭載して、機内空間も狭く、やや汎用性に欠ける面がありました。
 また不審船への対処や阪神・淡路大震災などの大規模災害などの対処など、任務が多様化してきましたので、能力を向上させようという意図の元に開発されています。
 この開発では、搭載機器の追加・変更以外にローターやエンジンまでも手が加えられています。SH-60J型とK型では外見も異なるという訳ですね。
 こちらのご予算は70億円ほど。

JMSDF_SH-60K_20090802-03 copy.jpg
SH-60KのMAD(磁気探知装置)

 

◆掃海ヘリのアグスタウェストランド MCH-101

 ひゅうが以降のDDH艦に搭載予定のアグスタウェストランドMCH-101です。日本ではあまり馴染みのないメーカーかもしれません。イギリスとイタリアの共同開発の汎用ヘリコプターでAW101という呼称で呼ばれています。

 掃海・輸送ヘリとして任務を担うため、"MCH"と呼称し、
ひゅうが以降のDDH艦に搭載予定で5機ほどが海上自衛隊に配備されています。ちょい大きすぎて「むらさめ型」では格納が不可能みたいで。

EH101_JMSDF copy.jpg
SH-60J/Kに比べて大型のMCH-101

 このMCH-101は、MH-53Eの後継機として納入された後、川崎重工がノックダウン生産を開始しています。MH-53は近いうちに退役する予定なのです。
 文部科学省でも南極観測船で使用していたS-61A-1の後継機として採用を決定しています。こちらはCH-101として呼ばれています。

JMSDF_CH-101_(8192) copy.jpg
南極観測船「二代目しらせ」艦載機のCH-101



◆オスプレイの艦載予定はあるの?

 と、ここまでが「いずも」に搭載予定のヘリコプターですが、今後の可能性としては今話題のオスプレイは?という話も出てくると思います。
 「ひゅうが」では、MV-22オスプレイを発着させて、エレベーターで格納庫に下ろすテストを行っていました。

 

 ということは、海上自衛隊でも採用の可能性はあるということですかね。日本では陸自で導入決定みたいですので、着艦テストなどは国内でも行う可能性はあると思います。
 ただ、現在のSH-60Kに代われるかというと疑問かなと。オスプレイの利点である高速性や積載性能は対潜哨戒任務ではさほど必要はありませんし、航続距離が必要なら陸上基地からのP-3Cなどの対潜哨戒機をコールすればOKかなと。
 あるとすれば、「いずも」を基地とした災害派遣などの人員救助や物資輸送などでしょうか。オスプレイの長距離の航続距離や輸送力を最大限に活かせるとは思います。海上での救難はホバリングの安定性や高温の排熱など課題がありそうです。 よって離発着はできるが、いずも型などの艦艇に常備予定としての可能性はないとみています。


Cap 214.jpg
現在使用されている救難ヘリUH-60J。オスプレイは代わりにはならない?

 まとめますと、「ひゅうが型」「いずも型」などのヘリコプター搭載駆逐艦(DDH)での主な任務は対潜哨戒、掃海、輸送などで、その任務のヘリコプターは
SH-60J、SH-60K
、MCH-101の3機種で、オスプレイやF-35Bなどの戦闘機搭載の可能性は・・・DDH艦の目的からもないと思われます^^;

SH-60J/K〜哨戒任務が主目的(海自配備)
UH-60J〜救難任務が主目的(空自と海自配備)
UH-60JA〜多用途性(陸上自衛隊配備)


【模型情情報】

 SH-60
〜1/144では食玩でSH-60スカイホーク(ヘリボーンコレクション1)、UH-60ブラックホーク(ヘリボーンコレクション3)で出ています。J型なのかK型なのかは未確認。UHの方が種類が豊富のよう。
 ダイキャストモデルのAvioni-Xでもこのスケールで入手可能です。
 UH-60とSH-60が同時のヘリボーンコレクションスペシャルバージョンも発売されていました。
 
SH-60_01.jpg

 MCH-101〜EH-101ということで、ヘリボーンコレクション4で海上自衛隊仕様で出ていますね。
EH-101.jpg

1/700なら護衛艦搭載ヘリコプターということで出ています。が、小さい(笑)。
Cap 38.jpg
 一気にそろえられる(笑)

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<関連記事>

→現用艦船キットコレクション Vol.1 海上自衛隊護衛艦(エフトイズ)

→UCCから陸海空自衛隊コレクション発売!

→【模型】「ひゅうが」に着艦したオスプレイのプラモが発売!


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コメント 3

楽しく生きよう

MCH-101は好きなヘリです。MH-53Eが1番好きなのですが。
しらせに搭載されていること知りませんでした。
by 楽しく生きよう (2015-03-25 21:13) 

johncomeback

1機50億で103機って事は・・・ w( ▼o▼ )w オオォォ!!
by johncomeback (2015-03-26 16:16) 

ワンモア

★ 楽しく生きようさま
おぉ、お詳しいですね。
しらせに搭載されているのはCH-101の91号、92号機だそうです。

★johncomebackさま
こんばんは〜。段々値段が上がってきています^^;
退役したF-1支援戦闘機は30億しなかったのになぁ。
ヘリの方が高くなってくるなんて。

by ワンモア (2015-03-26 18:56) 

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